ファクトフルネスを読破
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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ファクトフルネス面白い本です。
ポリティカルコレクトネス
ディスり
ネガティブ思考
ヘイト
アンチ
などが横行する中
事実に基づいて、世の中をきちんと見よう!
世の中は全体的には良くなっているし、悪い人ばかりではないよーという本かと思います。
訳者の上杉さんの言葉で、許しましょう。
という言葉あります。
また、ディスるよりも貢献をしようとも言っています。
きれい事かもしれませんがより良い社会にするためにも、ディスりよりも貢献には賛成です。
ほんの中身は一貫して、世の中を誤解してはいませんか?という話の一点張りなので、分厚い本にしてはなかなか、途中ちょっと退屈かもしれません。
10の誤解する理由が書かれてはいますが、タイトルや最初の説明でだいぶわかってしまうからです。
そういう意味ではサスペンス的なドキドキやハラハラはないですかね。(笑)
それから、もう一つ。いろいろな基礎データをもとに誤解をしない見方をしていますが、例えば日本のようにデータの改ざんや、基礎データの改ざんがあることを考えると、その場合はどうやって考えるべきなのだろうか?とも思います。
作者はなくなってしまっているので、質問したかったなー。と。
例えば、原発についての記述なども少し気になることはありました。
とはいえ、この本で言いたいのは、正しい正しくないではなく。正しい見方、誤解を引きづらない等のことだと思いますので、その意志をついで、今後の人生に活かすとともに、周りの人たちにも幸せに生きるために、この本を勧めていきたいと思います。