浅草キッド 映画 ネトフリ 見ましたよ。
浅草キッド原作も昔読んだし、自分今49歳なのでビートたけしが全盛期を同時代に生きている。
感想、面白かったです。
浅草のキラキラした感じと落ちぶれた感じ、若き日のビートたけし、作家の井上、ビートきよし、深見師匠、東八郎。雰囲気、面白かったです。
ただ、一人ひとりの深みは、なかったかな。
原作がそうなのだろうけど、軽い。
キッズ・リターンのような残酷さもない。
談志師匠が喜びそうなエンタメ感はあったかな?
予告編が良すぎたかな?
それを超えてこなかった。
今のたけしはいらなかったような。
これ、もうちょっと後とか前に作ってたら少し違ってたかもですね。
深見師匠役の大泉さんは笑わせる方は上手ですね。ただ凄みの方は、少し足りないのかな。
最後にたけしと居酒屋で話して爆笑を取るシーンは大泉さんじゃないとできないだろうな。ただ強面感は、ないですよね。
作家井上さんとの関係は、もうちょっとあっても良かったかな?
あと、ストリップなので、裸にならないのはちょっと。
原作でも裸だらけで、なれてしまってみたいな、話もあったような。
まとめ
面白いです。役者陣も素晴らしいし、エンタメとしていいです。
ただ欲を言えば、もっととんがった、情報量の多い、ギュウギュウに詰まった、ある意味残酷な、予告編を超えた映画が見たかったな。
楽曲浅草キッドを使いすぎかな。
なんか批判ばかりですみません。
ただ、ビートたけしのジョークは、今でも通用するし、ユニークさ、ユーモア、ブラックジョークは、もっと認められるべきだなと、思います。