トム・ソーヤーに会いにいこう!

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書評:とりあえず本音を申せば 今夜、笑いの数を数えましょう

 

読みました。

久々の小林信彦

驚きました。

少し調べてみたら、昨年で卒業しているんですね。このエッセイ。

そういえばラジオで言っていたような。

続けてほしかったけど。

と思うくらい、今読んでも面白いです。

時期はコロナ始まりの2020年初頭から1年くらい。

話の内容はスター・ウォーズから、黒澤明、ミュージカル、古い映画などなど。

そして途中途中にさまぁ~ず、さんま御殿、など。

感性も若いよな。

小林信彦が今もエッセイを書き続けていて、

CODAあいのうたや、トップガンマーベリック、ヒコロヒーなどをどうやって見るのか?なども興味ありましたね

小林信彦さんにサブスクやってもらっていろいろ映画テレビ見まくってほしい。

あと、おまけの夜などのYoutubeなども見てほしい。

安倍政権批判もすごい。

あと、井筒監督も誉めてるね。

 

後半は流し読みになってしまったけど。

今の状態、コロナや安倍さんのその後、戦争状態をみてどう思うかねえ。

 

志村けんさんについては、いささか甘いところがあると思いましてけどね。

同時代で見ている我々のほうが、詳しい。

沢田研二とのマルクス兄弟のミラーシークエンスとかは、自分は知っていたし、そして元ネタは小林信彦氏に教わったところもある。笑

 

「今夜、笑いの数を数えましょう」

いとうせいこうさんといろんな人の対談本。

こちらにも小林信彦について話が出てくる。

 

宮沢さんが、

小林信彦の日本の喜劇人を、

日本のお笑いの小林史観と呼んでいて非常に興味深い。

そして、色んな人に影響を当てている。

自分も影響受けた、そしてその中で成功している宮沢さん。面白い。

ただ、対談で一番面白いのは、倉本さんとバカリズムさん。

お笑いについて一番真剣に答えてくれている。

いとうさんの真面目な切り口にきたろうさんはうまく答えられてない。

(らしいけど)

そうなると、伊東四朗さんや、萩本欽一さん、ビートたけしさんとかにもいとうせいこうさん目線で、対談してほしいよ。

小林信彦さんにもだけど。

小林信彦さんが、上記の人と対談もいまのうちにして欲しい!

 

とにかく、2つの本、どちらも面白い。

ゆっくり読むべき本ではあるけど、ついつい勢いよく読んでしまいました。

 

あー、面白かった。

小林信彦氏、いとうせいこう氏のようなお笑い評論家はあまり居ないですよね。

ラリー遠田さんは、あまりいい顔しすぎて、褒めすぎだと思いますし。。。